事務所について

所長室だより

所長伊藤拓の雑感

5月26日の夜8時過ぎ 今年も家の前を流れる内津川の堤防で「蛍」を見ることができました。
桜の後の楽しみは「蛍狩り」で 晩酌後のほろ酔い気分は自然のネオンでさらに高揚します。
調べてみると 蛍が舞うのは 1回目が午後8時から9時ごろ 2回目が午後11時前後 3回目が午前2時前後と一晩に3回ほどとの事。
蛍狩りの唄として 「ほーほー蛍来い こっちの水は甘いぞ・・・」ですが この甘い水とは 農薬などに汚染されていない綺麗な水のことで 甘味のある水を好むとういことではないそうです。
内津川の水がいつまでも綺麗で この光景がいつまでも続いて欲しいものです。
平成26年06月06日

蛍になった 宮川三郎

赤羽玲子 石井宏 著書「ホタル帰る」より
大東亜戦争末期 敗色濃くなった日本軍は「特攻」を決定しました。
戦闘機に250キロ爆弾を抱え 連合国艦隊に突入という百死零生の攻撃。
新潟県出身 陸軍振武隊宮川三郎軍曹は昭和20年5月半ば 特攻基地のある知覧の富屋食堂に姿がありました。
出撃するも機体の調子が悪く帰還し 不忠の汚名を浴びた宮川軍曹に 運命の日昭和20年6月6日が来ました。
前日6月5日が20歳の誕生日 宮川軍曹に 富屋食堂で出撃と誕生日のお祝いが行われましたが この夜は空襲警報が鳴り響き みんなは何度も防空壕へ避難しました。 防空壕を出た際 みんなは蛍に見入りました。蛍を見た 宮川軍曹は「明日の晩この時間 蛍になって帰ってくる」と約束したそうです。
宮川軍曹が出撃した日の夜の富屋食堂では いつものように若者が集っていました。ラジオが午後9時を過ぎたとき 店の表戸の隙間から一匹のホタルが入ってきました。店の二人の娘さんが叫びました「宮川さんが帰ってきたよ」と。
宮川軍曹は 約束を果たしました。
きっと多くのホタルが 今を生きる私たちを見守ってくれていると思います
平成26年06月12日

平成の神話

日露戦争で東郷平八郎率いる日本海軍が ロシアのバルチック艦隊を撃滅した日本海海戦勝利したのが5月27日 その109年後 神話が甦るような報がありました。高円宮家の二女典子女王殿下と出雲大社千家家の国麿様のご婚約というとてつもない発表がありました。
私には 「とてつもない」としか思えません。
天照大御神を皇祖とする天皇家
天照大御神と須佐之男命の誓約によって誕生した二男を初代とする出雲大社の禰宜 千家家。その出雲大社は 天照大御神が豊葦原の瑞穂の国を治めた国津神大国主命を 国譲り後祭神として祭らせた社。
伊耶那岐 伊耶那美の国生み 神生みから始まった日本の天津神の女王殿下と国津神に仕える天孫系宮司のご婚約。
秋に出雲大社で挙式と聞いた倅は「八百万の神が集まる 神在月の10月だ」と。
この上ない朗報に めでたく 嬉しく接した日となりました。
平成26年06月20日

夏至

夏至 この日を過ぎると本格的な夏が始まります。
この時期 伊勢の二見浦で「夏至祭」が行われます。白装束に身を包んだ善男善女が、天照大御神を迎えるため祝詞を唱えつつ 朝日が昇る夫婦岩に向かうというお祭りです。
夏至に夫婦岩の間から朝日が昇るという この時期しか見られない特別な二見浦の光景が神事と結びついてのお祭り。二見浦の夫婦岩の海中には、「沖の石」という石があるそうで 古来より常世の国から神が寄りつく聖なるところといわれ 夫婦岩はその鳥居とみなされてきたそうです。
平成26年06月26日

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