事務所について

所長室だより

所長伊藤拓の雑感

桜と日本人

4月 といえばなんと言っても「桜」。
「桜」の語源のひとつに 稲の霊を意味する「サ」と神様が座る場所 神座の「クラ」が合わさったという説。この説は 稲作文化の日本で 山に住む田の神が 田植えの時期になると里に下りてくる その現象が桜の満開であり お花見は 豊作祈願の行事であり 花見酒はお神酒というものです。
さらに 稲の霊を意味する「桜」の「サ」は神聖な言葉に付く「接頭語」。
山ノ神に使える神聖乙女を「サオトメ」 神に捧げる稲を「サナエ」 田の神に関連深い月が「サツキ」 その頃降る雨を「サミダレ」・・意味が深いと感心しきりです。
予備知識を得て見る桜が なんと神々しく 祈りに満ちているように見えます。
古代から桜に親しみを感じてきた日本人は なぜこんなに桜を好むのでしょうか。
個人的意見として なんと言っても散り方の見事さにあると思います。
満開の豪華さはもちろんですが 短期に咲き 汚れないうちに花吹雪のごとく散る様は「花は桜木 人は武士」につうずるところがあると思います。
まさに 「散るために咲いた」と思いたくなる 「桜」は 大和民族を代表し 大和民族の性格を 特徴的に具現しているように思います。
 本居宣長  「敷島の 大和心を 人とはば 朝日ににほう 山桜花」
平成26年04月03日

分割統治計画

ここ最近の所長だより 片寄ってるよなーと思われているでしょうか?
「日本の分割統治計画」を書くため 少しテンションを上げていたところでした。
第二次世界大戦時において降伏したドイツは 後に米英ソ仏の4カ国に分割統治されました。戦後の日本を 連合国がドイツと同様に統治しようとした計画です。
 米国立公文書現存の計画書には 次のように明記されているそうです。
  ① 北海道・東北  ソ連
  ② 関東・中部   米
  ③ 四国      中華民国
  ④ 中国・九州   英
  ⑤ 東京35区   米・英・ソ・中華の共同管理
  ⑥ 近畿圏     米・中華の共同管理
まさに腹黒い勝者の分捕り合戦。
この計画が実行され ドイツ・朝鮮半島・ベトナムのように資本主義支持国家と社会主義支持国家に日本が分割統治されていたなら 最悪の場合日本人同志が相撃つ事態になっていたかもしれません。
この計画が実行されずに済んだ理由は はっきりされていないようですが 日本の長い歴史が途絶えなかったことは やはり「神国日本」だからと思いたいです。
平成26年04月11日

大きな国 日本

以前日本の海岸線のことを書きました。島国日本の海岸線の長さは約3万キロメートルで世界第5位。世界一位はカナダで20万キロメートル アメリカでさえ8万キロメートルです。一方日本の国土は 海岸線の距離の長さに比して 世界で61位番目の広さしかありません。
ではなぜ大きな国というのか・・それは漁業管理権・海底開発権・海洋調査権を持つ北は択捉島 南は沖ノ鳥島 東は南鳥島 西は与那国島を起点とする 排他的経済水域の面積です。面積447万平方キロメートルで 国土面積約37万平方キロメートルの12倍もあり 世界で6番目の広さです。 さらに「海の広さ」×「深さ」で体積にしてみると 世界で4番目の大きさを持つことになるそうです。
子々孫々に残し 守らなければならない この豊かな海 大きな国日本。
平成26年04月21日

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