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所長室だより

所長伊藤拓の雑感

福沢諭吉「脱亜論」

昨今の中韓の日本いびり 特に韓国には呆れるやら情けないやらです。
そんな折 福沢諭吉の「脱亜論」が目に止まりました。
この「脱亜論」はペリー来航(1853年)から明治維新(1868年)を契機に 諸外国を視察した福沢諭吉が 明治18年(1885年)3月16日に新聞「時事新報」の社説に執筆したといわれています。
現代訳の一部
日本の不幸は中国と朝鮮半島だ。この二国の人々も日本人と同じ漢字文化圏に属し 同じ古典を共有しているが もともと人種的に異なるのか 教育に差があるのか 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。情報がこれほど早く行き来する時代にあって 近代文明や国際法について知りながら 過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。この近代文明のパワーゲームの時代に 教育と言えば儒教をいい しかもそれは表面だけの知識であって 現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか 道徳的な退廃をももたらしており 例えば国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
(中略)
もはや この二カ国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は 大陸や半島との関係を絶ち 先進国とともに進まなければならない。ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。この二カ国に対しても 国際的な常識に従い 国際法に則って接すればよい。悪友の悪事を見逃すものは 共に悪名を免れない。私は気持においては「東アジア」の悪友と断交するものである。
明治18年にこの社説 さすが福沢諭吉と言わざるを得ません。120余年前と変わらない今の情況。 歴史は繰り返すという思いと同時に 歴史に学べばなければならないと考えます。
平成26年01月09日

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