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所長室だより

所長伊藤拓の雑感

マレー作戦

12月8日は大東亜戦争開戦の日。海軍大将山本五十六が立案した真珠湾攻撃が決行された日 とすぐ頭に浮かびます。
しかし 大東亜戦争は四つの作戦が同時に行われていました。
① 真珠湾攻撃(米太平洋艦隊の壊滅)
② マレー作戦(インドネシアの資源獲得にはマレー半島英領攻略)
③ 香港の戦い(英国の物流基地)
④ フィリピン上空の航空戦(米の東南アジアにおける最大拠点)
この作戦で 真珠湾攻撃より先に進攻開始したのは 英領マレー、シンガポールへの侵攻作戦。英領マレー半島は縦断道路が1本で両側がジャングル 南端のシンガポールは難攻不落といわれた英東洋艦隊の要塞・拠点。マレー半島自体が天然の防壁という半島の北部 コタバルに山下泰文中将率いる日本軍35000人が奇襲上陸 英軍と交戦しながら僅か55日間で1100Kmを快進撃。
2日後の12月10日には 日本海軍航空部隊が英東洋艦隊新鋭戦艦「プリンスオブウエールズ」「レパルス」と マレー沖にて戦闘。
日本航空機部隊75機が攻撃。爆撃・雷撃を受けた新鋭艦は2時間後に撃沈。この戦闘には美談があり それを書くには前段が不可欠でした。
撃沈された英両艦には生存者がおり 英駆逐艦2隻が救出のため海域へ急行しました。
日本機は 両駆逐艦に打電「我らの任務は完了せり 救助活動を続行されたし」。
退艦が完了するも プリンスオブウエールズのフィリップス艦長は艦とともに波間と消えました。その後1機の日本軍機が海域に飛来し 海上に花束を投下し飛び去ったということです。マレー沖開戦「武士道と騎士道の戦い」とも言えるのではないのでしょうか。
平成25年12月09日

年間カレンダー

今年も残すところ僅か。来年度の手帳も出始め 企業では年間カレンダー作成という頃ではないでしょうか?
年間カレンダーを見ながら最近頓に思うのは 何でこんなに日本の歴史を認識しない 祝日の意味を成さない単なる「休日」ばかりになんだろうと。
1月1日   元旦
1月第2月曜 成人の日 丁稚奉公が開け 一人前となり里帰りする日
2月11日  建国記念の日
        以前は「紀元節」 紀元前660年 神武天皇橿原の宮にて即位の日
3月20日  春分の日の 春季皇霊祭・・歴代の天皇 皇后 皇親の霊を祭る
4月29日  昭和の日  昭和天皇生誕日
5月 3日  憲法記念日
5月 4日  みどりの日
5月 5日  こどもの日 本来は「母に感謝する日」
7月第3月曜 海の日   明治天皇が東北巡幸後 明治丸にて横浜港にもどった日
9月第3月曜 老人の日
9月23日  秋分の日  秋季皇霊祭
10月第2月曜 体育の日 昭和39年東京オリンピック開会式の日
11月3日  文化の日 「明治節」 明治天皇誕生日 天皇存命中は「天長節」
11月23日 勤労感謝の日 「新嘗祭」「収穫祭」
12月23日 天皇誕生日
平成25年12月13日

平成26年1月>>

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