事務所について

所長室だより

所長伊藤拓の雑感

釣瓶落とし

日中の暑さはまだあるものの 朝夕は涼しさを超えかけてきました。
秋の日は 釣瓶落とし・・・太陽が地平線に沈んでもなお空に薄い光が残っているのが薄明かり。この薄明かりは、太陽が地平線の下6度ないし8度くらいまで沈んだ時の明るさのことだそうです。秋になると太陽の位置が低くなり日射も弱く早く暮れるように感じます。これが釣瓶が井戸にすとんと落ちていくように、あっという間に日が沈む「釣瓶落とし」。秋の夕暮れは、ものの哀れを感じます。
枕草子も「秋は夕暮れ」で称えています。

秋は「時」とも読みます。
この秋、日本国の「危急存亡の秋」と思います。 
平成24年11月01日

平等でいいのか国民健康保険

今年、外国人登録法が廃止され、代わって住民基本台帳となり在留カードが発行されました。
そこで小宮山厚生労働大臣は国民健康保険の対象外国人を、滞在期間1年以上を3ヶ月以上の滞在者とし、外国人の国民健康保険への加入を拡大し、保険料徴収の増額を図りました。
しかし、国民健康保険に加入はするが保険料を滞納する事態が考えられます。
差別無く平等に医療機関にかかり治療を受けた外国人が、保険料を滞納して帰国したら、帰国先まで徴収に行くんでしょうか。
拡大にかかる通達の一部
国民健康保険及び後期高齢者医療制度では、住所を有すること等によって、被保険者とすることとなっているが、今般、国保則及び高確則並びに関係告示について、住基法改正法の目的を踏まえ、内外人平等の原則の下、日本人と同様に、外国人住民を国民健康保険及び後期高齢者医療制度に被保険者とするための改正を行った。
「内外人平等の原則」・・・外国人優遇により日本人の保険料負担と逆差別を生むもの。
何故平等でなければならないのか?
日本国に生まれ、以来税金を納付し続ける日本人が、滞在外国人や納税義務を免除された被生活保護者と「平等」という評価でよいでしょうか?
平等、平等を言うなら、多くの義務を果たした者とそうでない者にきっちり差をつけた「区別」があってこそ平等といえるのではないでしょうか。
この恩恵に与る外国人の大半は、国内に何万と滞在する中国人・韓国人であります。
昨今の政治、外交の愚策を案じた次第です。
平成24年11月12日

平成24年12月>>

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