事務所について

所長室だより

所長伊藤拓の雑感

五月病

ゴールデンウィークが終わると、特に新入社員や日頃遅刻・早退が目立つ人が発病するようです。
「五月病は何時治るんだろうね~」という質問に、落語家が答えました、「6月になれば治るんでしょう~」? ご明答といえばご迷答。
聖書によれば、労働は罰として与えた「悪」の概念。ところが日本では、神話の中には機織、田植え、漁をしたりと、労働を尊ぶ姿があります。
「悪」と考えていては、病気にもなるのでしょう。
平成24年5月15日

国民の祝日

現在、年間15日ある国民の祝日。
4月29日・・昭和の日。激動の昭和を顧み、日本の将来に思いをいたす日。
     昭和天皇誕生日。
5月 3日・・憲法記念日。日本が主権を回復し、1947年日本国憲法施行の日。
使い勝手が悪ければ、国民が、安全に幸せに暮らせるためのルールを、定めて欲しいものです。
5月 4日・・みどりの日。自然の恩恵に感謝し、豊かな心を育む。
5月 5日・・こどもの日。子の幸福を願い、母に感謝する。
ゴールデンウィークという浮かれ言葉に隠れてしまっていますが、一年に一度の祝日。日本にとって重要な祝日ばかりではないでしょうか。
平成24年5月21日

紫禁城

清朝のラストエンペラー、「愛新覚羅溥儀」の英国家庭教師ジョンストンの著書「紫禁城の黄昏」を読んでいます。
満州国を基盤にして約300年の清朝時代を築いた愛新覚羅の末裔溥儀が、西太后亡き後辛亥革命により清朝が滅亡したものの、清室優待条件により名のみの皇帝ではありましたが、家庭教師との勉学を得て紫禁城で成長していきます。
漢民族の支配下にある北京の紫禁城を出て、ふるさと満州に帰り満州国の皇帝になろうという姿が描かれています。
紫禁城は当初元(モンゴル)が築造し、漢民族の明王朝時に焼失、満州族の清朝が再建した世界遺産で、現在は故宮が一般的。漢民族は紫禁城と言うのがよほど嫌なようで、造物としての見地がある一方、歴史的見地からすれば、この城は民族の分断・対立の証であるように思います。
平成24年5月29日

見上げる

今日5月21日は、金環日食。そして明日22日は東京スカイツリーの開業日。
みんな上を、空を見上げています。
この二つの出来事は、日頃下や前しか見ていない我々に、金子みすず風に言うならば、上があるんだよ、空があるんだよと言っているような気がします。
震災、原発事故以降、何かとうつ向き気味でしたが、目・腰を痛めないよう思いっきり見上げて見ましょう。
平成24年5月31日

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