事務所について

所長室だより

所長伊藤拓の雑感

何か持ってる?

そう、昨年プロ野球ドラフト会議で日本ハムファイターズに一位指名された、早稲田大学の斉藤祐樹の会見での一言。
自分から言うからには、相当な「何かを持ってる」ことになるのでしょう。
「何か持ってる」とは、まあこれくらいはできるだろう、これくらいの期待をしても良いかな・・・という予想、想定を超えた予想外、想定外の結果を目にしたとき人が感じるものではないでしょうか?
景気低迷の中、「何か持ってる」と思わせる日本になって欲しいものです。
平成23年2月3日

ワークライフバランス

「働き方」「働かせ方」の変化により、人をより大切にする企業・経営が求められています。
かつての終身雇用制は、雇用を保障して「人」を大事にする慣行で、この慣行が日本経済を支えてきました。しかし、バブル崩壊でこの制度は壊れかけましたが、再び経営戦略として「バランス人間」が注目されてきました。
多様化するライフスタイルの価値観により、個人的事情で職業を選択する傾向が目立つようになり、仕事一辺倒ではなく、家庭生活の充実、社会の一員としての地域社会への貢献、個人の趣味を楽しむという「ワークとライフ」にバランスのとれた「人」を採用する方針に企業は転換する必要が出てきました。
平成23年2月14日

イクメン・・男性の育児休業

2010年は、「イクメン」ブームが起きました。
この現象は、高度に成長した経済の下では、人の欲望は「モノ・金・地位」ではなく、自己尊厳や自己表現そして価値観の多様化という時代の変化が招いた必然的なものといえます。
理由は3つあるようです。
(1) 共働き世帯の増加
1992年から共働き世帯が増加し、2006年には共働き世帯数が977万、専業主婦の世帯数が854万という報告があります。男女共同参画社会実現や男女雇用機会均等法等により、女性の社会進出は加速し、夫婦で生計を立てているからこそ、家事も育児も分担という道理があるようです。
(2) 雇用リスク
共働きだからこそ、どちらかの収入が減少しても、またリストラがあっても生計を維持できる。
(3) 働き手の価値観の変化
「人生仕事ばかりではない」と考える人が増加。「仕事は大事だが、仕事以外にも取り組みたい」
昨年6月の、育児・介護休業法の改正により、男性の育児休業が以前より取りやすくなりました。
平成23年2月21日

逃げる2月

行く1月、逃げる2月、去る3月と言う表現を聞きます。
1月は正月があり慌ただしく、2月は28日で普通の月より短く早い、3月は多忙な年度末ということで、あっという間に新年から3ヶ月が経過。
ということで、当所では、来月3月から労働保険の年度更新業務が始まります。
例年のことですが、この業務が始まると新年度を迎え、気の引き締まる思いがします。
平成23年2月28日

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